タブレットを使う医師
痩せたいという願いは、実は誰もが叶うという願いではないのをご存じでしょうか。
何をしてもどうしても痩せないという人は、一度痩せない理由を作っているかもしれない病気を疑ってかかるとよいのかもしれません。

そこで痩せない原因を作り出す病気を、少しご紹介しましょう。

【橋本病】

この「橋本病」は、甲状腺の疾患です。
1912年に当時九州大学の橋本策博士が、世界で初めてこの病気に関する論文を発表しました。
橋本博士の名にちなんで命名された病名です。

橋本病は甲状腺の炎症を伴う病気で「慢性甲状腺炎」という別名もあります。
これは「甲状腺に慢性の炎症がおこっている」という意味となります。

食欲が無く、あまり食べていないにもかかわらず体重増加。
更に浮腫んでいるような感じがするなどの症状があるようです。

この病気にかかると、まず、食欲が大幅に減退するということが起こります。
食べる量は減り、摂取するカロリーは少なくなるのですが、新陳代謝が低下してしまいます。
カロリーの消費が減ってしまい、食べてもいないのに体重が増えてしまうのです。

また、浮腫みのため体重が増えてしまいます。
更に胃腸の調子が悪くなり、便秘を招きお腹が張ったような状態になることもあります。

甲状腺の病気と言うのは、だいたいどれも女性の方が男性に比べてかかりやすい病気です。
この橋本病は数ある甲状腺の病気の中でも、特に女性に発症率が多いです。
女性は男性に比べると20~30倍近くも橋本病にかかりやすいという事です。

【副腎がん】

痩せない病気の中でも恐ろしいのが、この副腎がんです。
何種類ものホルモンの分泌異常により、顔や体幹に脂肪がつきやすくなります。
「満月様顔貌」がもっとも有名な症状です。

また、同時に高血圧や頭痛などといった症状や動悸、中枢性肥満などのような症状も表れます。

私たちの体の中で副腎が位置する場所は、腎臓の手前あたりになります。
腎臓に覆いかぶさるようにある副腎ですが、この副腎にできた癌の腫瘍が大きくなる事で
副腎の周囲に位置している臓器や、神経などを圧迫し腹部の痛みという現象がおこります。

また、副腎が位置するあたりの腹部を触ると、しこりが確認できるというケースもあります。

副腎は体の恒常性をつかさどる、とても大切なホルモンを作っている重要な臓器です。
その副腎で何らかの異常が起こり、痩せない体を作りだしているかもしれないのです。

【クッシング症候群】

この病気の症状で最もわかりやすく特徴的とも言える症状は
手足はほっそりとしているという状態を保ちながらも、おなか周りは太ってくる。
顔が何もしていないのに赤ら顔になり浮腫む。

また、お腹周りや太ももなどに皮膚の亀裂が生じることも多数あり。
この病気にかかっている時の皮膚の状態は、普段の皮膚より非常に柔らかいです。

痣などができやすく、ちょっとしたことでも痣になってしまいます。

女性であれば、生理異常、髭が生えてくるといった症状も見受けられる場合があります。
男性であれば性欲の大幅な減退、インポテンツなどが見受けられます。
また顔ににきびが目立つといった状態も多く報告されている身体所見です。

原因の大きな一つには副腎皮質で生産されている
ホルモンの一種コルチゾールが増えてしまうために発症する病気です。

太りやすくなったり、浮腫む、皮膚の異常な状態
という特徴的な身体の症状に加え、高血圧や糖尿病、骨粗鬆症など。
その他にも感染症などといったさまざまな病気を併発する場合があります。

痩せたいと思い、自分の努力で見事に理想のプロポーションを手に入れる。
目指していた健康体になれる。誰もが夢見る希望です。

しかし、体内に何らかの異常があり病気が原因で痩せない。
という事も、現実にはありうるのです。

痩せようと決心し、どんなにチャレンジしても痩せない場合
一度自身の体の中でおこっている様々な異常について
少し目を向けたほうが良い場合がある事を頭の隅に置いておいてください。

健康的な体を作り出すには、まず自分の体を大切にしなければなりません。
そのためには、先入観で自分は痩せないものだと考えず
様々な体のSOSに対して、常に敏感でいなければなりません。

もしかしたら、自分のせいではないのかもしれないと頭をめぐらせてみましょう。

痩せない原因を作り出しているのは
自分の意志の弱さや、食欲、怠け心だとばかり考えていたり、太るのは遺伝だ。

  • なかなか痩せない
  • 何をしても太る
  • 水を飲んでも太る

と、思ったら1度検査をお勧めします。

自分の体が発している小さなサインに耳を傾けるようにしていきましょう。

病気では無いのに痩せない人は↓を見てみるといいかもしれません。
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